金沢信用金庫の廃棄物削減に向けた取り組み

 

1.金沢信用金庫の基本データ

2.廃棄物削減の取り組みに至る経緯

3.廃棄物削減の取り組みの内容・実績

4.問題点および今後の課題

 

 

1.金沢信用金庫の基本データ

金沢信用金庫は、金融という仕事を通して、地域経済の発展と地域社会づくりに貢献することを企業理念とする協同組織の金融機関です。

 社名 金沢信用金庫

 本店 金沢市香林坊1丁目38

 設立 明治41年(1908年)910

 預金量 5,507億円

 貸出金 3,622億円

 店舗数 51店舗

 役職員数 715

  (計数は、平成183月末速報)

業務内容 預金業務、融資業務、為替業務、国際業務、投信・生損保商品の販売業務およびその他各種サービス

 廃棄物排出量(リサイクル資源を除く) 可燃ごみ211.7kg/

不燃ごみ4.2kg/月(平成17年度月平均)

 

2.廃棄物削減の取り組みに至る経緯

金沢信用金庫は、環境問題の重要性を踏まえ、自らの事業活動に伴う環境負荷の低減に取り組むとともに、地域の企業や個人の環境配慮行動に金融面からお手伝いしていくことが、地域金融機関としての役割であるとの思いから、平成17年(2005年)428日に、本店(本部、本店営業部等)を対象範囲として、北陸地区の信用金庫・銀行で初めて環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得いたしました。

 当金庫は、平成16129日に定めた「環境方針」の下で、持続可能な社会を実現させていくため、(1)省資源・省エネの推進、(2)廃棄物の削減・リサイクルの推進、(3)環境保全に役立つ金融商品の販売など、事業活動に伴う環境負荷低減に取り組んでいます。

 

 

 

3.廃棄物削減の取り組みの内容・実績

 廃棄物については、削減に努めるとともに、リサイクルすることを前提に取り組んでいます。このため、各階に下記のBOXを設置し分別に努めています。分別を徹底するために、分別明細分別早見表をつくり、掲示しました。

 

 

 【分別BOX

  ・もやすゴミBOX(一般ゴミ)           ・アルミ缶、スチール缶BOX

  ・ミックスペーパーBOX(リサイクル紙類)     ・金属ゴミBOX

  ・プラスチックBOX(事業系廃プラ・一般廃プラ)  ・ペットボトルBOX

  ・もやさないゴミBOX(埋立てゴミ)        ・あきびんBOX

 

 

                 

      =分別ボックス=             =分別リスト=

 

当初は、細かい分別に戸惑い混入も多く苦労しましたが、次第に分別する目的も理解され、今では「分別間違いゼロ」の日も多くなり、職員間に分別意識も浸透し成果が上がってきています。

平成17年度の廃棄物の排出量は、下図のとおりですが、廃棄物の現状を見て、資源の有効活用を少しでも図るためには、シュレッダー紙やその他紙類を何とかリサイクルしなければという思いがありました。そのため、これまで焼却処理していた紙類をリサイクルできる業者を探したところ、平成179月より金沢市内の古紙リサイクル業者を通じて紙類のリサイクル(ティシュペーパーや汚れた紙など一部を除いて)をすることができるようになりました。これにより、燃やすごみの量は、大幅に減少してきています。

 

 

 

金沢信用金庫(本店)における廃棄物等の排出量状況(平成17年度)

 

シュレッダーペーパー

新聞・  ダンボール

その他  の紙類

プラス  チック

燃やすごみ

埋立てごみ

合 計

4

937

443

229

49

323

5

1,986

5

774

377

212

44

275

12

1,694

6

672

409

337

53

253

19

1,743

7

750

406

256

39

230

6

1,687

8

1,027

347

362

31

226

3

1,996

9

592

326

268

25

161

0

1,372

10

529

339

242

15

163

1

1,289

11

652

397

336

21

167

0

1,573

12

811

425

329

40

186

0

1,791

1

652

325

240

26

186

1

1,430

2

536

284

217

21

166

0

1,224

3

751

375

419

28

204

3

1,780

合 計

8,683

4,453

3,447

392

2,540

50

19,565

 

4.問題点および今後の課題

信用金庫の事業活動においては、紙の使用が避けられず、かつ多いため、資源の有効利用には紙の使用量節減がいちばんの課題になります。そのため日頃から裏面活用をはじめ両面コピーや縮小コピーに努めていますが、更なる節減に努めるため、会議や研修の際にプロジェクターやパワーポイント等電子プレゼンテーションツールの活用によるペーパーレス化など、量・質の両面から削減を工夫する必要があります。

また、資源の有効活用をさらに進めていくためには、リユース、リサイクルだけでなく、リデュース(廃棄物の発生抑制)に努めることが大事であると思います。すでに各部署では購読新聞のチラシを見ることはないので、新聞販売店にチラシは入れないように依頼し、リデュースにも取り組んでいます。

そして、いずれは一層の有効活用を図るため、本店だけでなく支店を含めた「全店展

開」も視野に入れて取り組んでいきたいと思っています。

 

本件連絡先

金沢信用金庫 経営統括部

ISO事務局(中里、今川)

TEL 0762310029

FAX 0762317966